家でゲームばかりしています。このままでいいのでしょうか?
結論から言いますと、学校に行っていない時間にゲームばっかりしていて、そのまま引きこもってしまうというケースは少ないです。引きこもってしまうのは、その状態が「当たり前」になっていて、進級や進学のタイミングで本人さんも周りも何もしなかったときが多いように感じます。
子どもは、決してその状態で「居心地良い」と思っているわけでありません。
・いつかは動き出さないといけない時がくる。
・この状況は良くないのはわかっている。
・自分はどうなっていくんだろう。
という気持ちでいっぱいになっています。
その状況でも、ゲームは社会や人とのつながりでもあり、時間を過ごせる手段になっています。
不登校 ひきこもり こころの道案内-今日からできる具体的対応法-ですので、無理にゲームをやめさせたり、制限するのはあまりお勧めはしません。かといって、親御さんの不安なお気持ちもわかります。「これでいいんだ」と思えるように、地域の親の会などへ参加したり、専門家に相談されたりして、気持ちをリセットされると良いと思います。
小中高・不登校生の居場所探し2020-2021年版 (全国フリースクールガイド)